イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

そっと助けられる!

2009-06-18 | 第八章「魂と聖霊」

 対人関係の仕事をしていると、時に激しい怒りや脅しに遭遇したりする。

 私も、若い頃から自分には向かないと思いつつ、営業の仕事をしたり、福祉・介護の仕事も経験した。そして、いろいろなことを経験すると、どんな場合でも平静でいられるような人間になれるのではと若い頃は思っていたが、そんなことは無いようである。今でも、感情の波は激しく、傷つくことも同じだ。

 激しい怒り、冷たく放たれる暴言に、感情はすぐ傷つく。若くても、年をとっても。

 20歳台のころ、A社に営業に行ったが、その時に激しい怒りでおどおどしたことがあった。暗い気分でいると、他社の営業の人から、A社のBさんのところで営業できたら、世界中どこでも営業できると、仲間うちで言ってんですよと慰められたことがあった。

 Bさんは頭が良く、かつ白黒をつけたがる。前に座っただけで、何か自分が悪者になったような気分になる。

 そのBさんとの関わりも、不思議なことに(周りの人たちの親心もあったか)、その後1回程度お会いしただけで、全く疎遠になってしまった。

 30年くらいの時を隔てると、Bさんの思い出も、何となく懐かしくなる。また、「生き甲斐の心理学」を勉強したお陰で、より客観的に状況が理解できるようになった。

 もし、タイムマシンがあって、20歳台の自分の側にいくことができたら、どのようにアドバイスや支援をするだろうか。そんなことを空想してみた。

 ちょっと考えたが、身近だった仕事仲間が、いろいろ助けてくれたんだな、と当時気付かなかったことを感じた。自分がわざわざタイムマシンで登場することもない。気付かないうちにそっと助けられ、物事が清々と進こともある。感謝である。

<危機の時 1/4>

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