イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

気分よく読書!

2009-06-29 | 第八章「魂と聖霊」

 この2か月、落ち着いて一冊を読み切るというより、いろいろ興味が移るたびに、あの本この本と渡り歩くように本を読んでいる。

 その中で、自分をストレス曲線(暗い感情)に追い込むような本。逆に幸福曲線(明るい感情)に解放してくれる本の性格についてぼんやりと考えるようになった。

 ストレス曲線に自分を追い込むような本ばかり読み続けていると、自分の堪忍袋の限界に近づき、ほっとおくと体調までおかしくなるような気がした。一方、反対に幸福曲線に解放してくれる本は、ストレス曲線に追い込まれようとする時に読むと、ほっとする。

 今は、U先生の勉強会のこともあり、日本神話に関する本を読んでいるが、同じテーマでも、著者により自分をストレス曲線に追い込むもの(自分の思考の自由さを奪われる感じ)、幸福曲線へ解放するものとある。著者の人間観により左右するのかもしれない。

 最近、幸福曲線へ解放してくれる代表的な本としては、小林隆彰氏(比叡山延暦寺執行)の「比叡の心」があった。私はカトリック信徒であるが、あたたかい気分になると同時にとても勉強になった。織田信長焼き打ちの評価など、びっくりする解釈で目から鱗であった。

 本を読むとき、自分の感情や体感を確かめながら、健康的な読書をするのは、本好きの人にとって大切かもしれない。

<自由 2/4>

人気blogランキングへ <- 1クリックで燃えます!感謝しています。