イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

根を整える!

2009-07-03 | 第八章「魂と聖霊」

 近くにある神社の境内の前に生えている大きな楠。どこか元気がない。近くの道路の排気ガスの影響ということもあるが、木々の周りが舗装されつくし、根のほうは大丈夫かと心配でもある。

 表面に出ている部分。地に埋もれ見えない部分。人のこころも意識の世界と無意識の世界に分かれるようだ。

 日々暮らしていくと、様々な感情が湧いてくる。そして感情の中には、見たくもない感情もある。最近、ある感情について時々考えている。その感情が湧いたときに思考・行動の動きとともに、自分の判断力(現実吟味力)が弱まると気がついた。

 感情の原型は、記憶も不確かな幼い頃のころのことのようで、はっきり判らない。また、それを無理をして、掘り起こすのは余り意味がないと思うので細かい詮索はやめにした。

 生き甲斐の心理学を学んでいくと、湧いている感情そのものを捕えることが大切だと学ぶ。一般に人は思考や行動に敏感であったが、感情を捕えることから入るほうが、こころの問題解決には遥かに良いようである。

 感情は、どんなに不快なものであっても、それは生命体に湧きおこる一つのセンサーからの信号のようなものだと、自分では想っている。良くも悪くもない。それをどうポジティブに解釈し思考・行動の輪に繋げるかが重要だ。

 一歩一歩、感情を大切にして、その意味をポジティブに解釈し、根を整えて行く道は、自分のお金のかからないライフワークの一つかもしれない。

 ふと思いついたが、自分の無くて七癖も、感情の面からのんびり考えてみると、おもしろい。

<自由 4/4>

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