イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

西の魔女=愛の訓練!

2009-07-07 | 第八章「魂と聖霊」

 昨晩は、「五感で観る」のTERESAさん、「こころの羅針盤」のヨハンナさんがブログで教えてくださった「西の魔女が死んだ」を観た。

 この作品は、本当に魂(愛)を信じて見える世界だと思った。魔女とか現代の日本人に受けいられるようなフレーバーで語られているが、とてもまともな映画である。

 森、山の中で暮らすというのは、日本人の何かを呼びおこすのだろうか。日本人にとって、海と山は特別な領域のようだ。日本神話でも、ウミサチビコとヤマサチビコがでてくる。こころの故郷なのだろう。

 感動的なシーンがいくつかあるが、とても考えさせられた中に、不登校で祖母の元で暮らす「まい」が、近くのゲンジとのやりとりの変化がある。

 初対面で「まい」が全く受け入れられない、嫌いであるゲンジ。それが、最終場面では、こころが通い出す。「嫌い」という存在が、少しずつ変わっていく。西の魔女の訓練の成果なのだろう。

 信じることで、嫌いという感情が変化し好きに傾いていく。覆水盆に帰らずという言葉も一つの真実であるかもしれないが、愛の訓練の中で嫌いを好きに変えていくこと(許すこと)もできるのだと思った。

 神でなく、人間であっても。

<多様 3/4>

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