イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

孫娘から教えてもらうこと!

2009-08-03 | 第九章「愛」

 週末、一週間ぶりで、孫娘のところを訪ねた。まだ6月中旬に生まれたばかりであるが、一週間見ないうちにも、はっとするような成長があるようである。

 最近は、意志がはっきりしてきたようで、全身で安らいだり、全身で何かを求めたりする傾向が強くなってきた。顔の表情、手、足の表情・・・それが上手く連動して、何かの意志を表す。赤ちゃんでも一人の人間として、バラバラではなく、状況の変化に全身で対応している。

 心と体と魂を持った人間として、一体で全体として統一して活動する。当たり前のようであるが、凄いことである。

 たまたま、山折哲雄氏の「日本のこころ、日本人のこころ」を読んでいたら、岡潔氏について、「一の発見」ということで面白い論文があった。0の発見はインド人の大発見であるが、1に関し赤ちゃんが18か月目に、1を自己認識するとの話であった。実際はどうなのか、岡潔さんの論文を確かめたわけでないのでよく分からないが、考えるととても楽しい。

 赤ちゃんの身体を見ても、恐らく無数ともいえるような細胞からなりたっているのだろうが、それが、統一的に一つの意志で活動するというのは、考えてみれば不思議である。

 私も、お盆休みの前なので、今週も忙しいが、赤ちゃんと同じように、状況に反応しつつ、ひとつの意志であれやこれを思索し、行動している。

 考えてみれば不思議なことである。

<人間関係 6/8>

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