イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

煩悩即菩薩!

2009-08-05 | 第九章「愛」

 孫娘が生まれてから、早いものでもう少しで2か月がたつ。既に家に戻ってしまったが、時々思い出したりする。

 話は変わるが、自宅の車が9年目を迎えていたが、最近ちょっとしたことがあり、買い替えることになってしまった。今の車は全てマニュアルで、本当に下駄ばきのように使い、まだ数年使えると思っていたが、丁度減税のタイミングでもあり検討を始めてしまった。

 頭には孫娘のことが離れない、私と妻は車の購入にあたって、どうしても孫娘に会いに行くことや、時に同乗することなどを妄想してしまう。今までの質実剛健な車から、いろいろな理屈をつけながら、少し豪華な車種に触手が動く。

 心理学者、カール・C・ロジャースのパーソナリティー理論に次の命題がある。「有機体は、一つの基本的な傾向と渇望をもっている。すなわち、体験している有機体を現実化し、維持し、強化することである。」

難しい言葉であるが・・・簡単に言えば、一度走り出すとどうにも止まらない。基本的な渇望を現実化、強化してしまう。

 昨日は、ボランティア仲間の会合を休み、車選び等にうつつを抜かしてしまった。ちょっと罪悪感すら感じた。

 ただ、煩悩即菩薩という言葉もある。自己否定を自己肯定に導く良い言葉である。当分は流れの中で、自己否定的にならないほうが良いかもしれない。

 今日も、カタログを見つつ、孫の顔を思い浮かべ車を選ぼう!

<人間関係 7/8>

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