イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

田舎で政治に熱くなる!

2009-08-16 | 第九章「愛」

 自分の田舎、中国地方のT市。この夏休みで感じたが、不況の影響は計りしれないものであった。

 沢山の人に会ったわけでなかったが、今月末に衆議院選挙を控え、そんな中、政治の話にどうしてもなってくる。

 自分は政治に無関心かと言われれば、選挙には欠かさず投票するなど、決して関心がないわけではないが、父母達の世代と比較すると、戦争を知らない世代なのか、ここ一つ熱い想いがなかった。

 成育史を辿ってみると、確かに政治の荒波とその激しい影響を受けているが、私の場合はここ一つ熱くなったことはない。

 自分の柱というか自己構造は、政治に関する自分経験を、殆ど無視したり、あるいは歪曲化して象徴化してきてきた(カールロジャースの人格形成理論どおりに)。殆ど死語となっているが、昔でいうノンポリ体質だったのだろう。

 ただ、50歳台後半の今、エリクソンの人格形成論の8つの段階では世話の段階であり次の知恵の段階も近い。その為もあるのだろうか。人の幸せに対する想いが膨らむ。

 最近の十年、二十年の経験もあるかもしれない。外資系企業で時間的に少し先の時代を経験したこともある(マーケティング、企画の仕事も大きかったが)。個人的な最悪期を経験して、ケアや当事者運動支援の仕事についたり、生き甲斐の心理学の仕事を始める経験もしてきた。そして、何よりも貴重な暖かい人たちとの交流。

 選挙まであと2週間。じっくり考えなければと思う。

(写真は、幼い頃から馴染みの、葡萄畑の前のT市の風景)

<夏休みに考える 3/8>

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