イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

不幸を幸せに変換する!

2009-09-14 | 第十章「今ここでの恩寵」

 U先生の「生き甲斐の心理学」の中では、暗い感情を大切にして、そこから明るい感情に変換する術について、いろいろ語られている。

 これはカウンセリングやセルフコントロールの肝であり、私も感動をもって、そうだなと想う。ただ、極めて深いので、これからももっと勉強しなければと自戒する。

 さて、心理学をちょっと離れた様々な工学や人文科学の世界でも、状態(悪い状態、不便な状態等)を改善・改革するための問題解決手法や、製品開発技法がこの数十年の間にいろいろ出てきている。私も、企業に勤めていたころは、その恩恵を随分預かった。

 一般に世の中では、新理論、新製品と新サービス等には、好奇心旺盛であるが、それを産みだすプロセス(一般的に地味)に関する研究はそれほどでもないようだ(地味な分野だ)。

 例えば、ニュートンの万有引力の法則は多くの人は名前くらい知っているが、それがペスト流行で休校となっている校庭で、ふと眼にしたリンゴが落ちるところをニュートンが見て・・・というような、思考や感情の動きまで興味を持つ人は少ない。

 ただ、こうした研究(品質改善や発明・発見のプロセス研究)は、より良い社会を作り出す上で、とても大切ではないだろうか。勿論われわれがニュートンと違うが、日々の生活の中で幸せに生きるために何か応用できるだろう。そんなこともあり、私も若い頃から今までずっと興味を持ち続けていた。

 KJ法。品質管理の様々な手法。市川亀久弥氏の等価変換理論。最近ではTRIZなどもそうかもしれない。

 ただ、こうした手法がとても有効であった、日本の企業風土なども変わりつつあるので、これからのことを考えれば、より新しい視点を取り入れての学問が必要になっているのかもしれない。特に人の心理的側面はより重要ではないだろうか。

 昨日と一昨日は、比較的近くにありながら、行ったことのなかった諏訪大社にお参りした。縄文土器も近くの博物館で見学をしたりし、祖先の精神世界をちょっと垣間見た気がする。

 幸せにも、昨日は天候もよく、撮った写真等を今後機会を見つけ掲載させていただければと考えています。この写真は、諏訪大社下社春宮の近くで、ふと見上げた空にかかっていた三日月。

 今も昔も、暗い側面と戦い、不幸を幸せに変換してきた人がいるのも事実。

<技術の恩恵 4/4>

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