イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

俗世間から離れたところで・・・

2009-09-21 | 第十章「今ここでの恩寵」

 昨日まで、二泊三日のU先生主宰のユースフルライフ研究所の勉強会(ワークショップ)に参加してきた。

 心理療法や生き甲斐の心理学を学ぶ私にとって、掛け値なしの最良の修行の場である。心理学の勉強は、自分の生育史と正統な理論的バックグラウンドを持った師や同志が絶対に必要である。単なる知識以上の知恵を得るためには。

 今回の3日間の勉強会は、いつものように日常生活とは隔絶した場所で、テレビも新聞も見ず過ごした。

 その中で、村上春樹流に言えば、冥王星のそばを静に通り抜ける惑星探査船のように、遥か彼方から自分を見つめるような機会を得たようだ。心の深層から湧いてくる感情と想念を、師や同志の胸を借りながら、言語化し意識化する作業は、日常生活の中では絶対に得られない。

  一番感じたのは、自分の生育史にある無力感に苛まれる経験が、意識化され、そこから希望が湧いてくる感覚である。丁度、今の時代はオバマ大統領が登場し、日本でも稀に見る政権交代があり、変化が目に見え始めてきたところである。時代と同期(シンクロ)している兆しが自分の中に不思議にももあるようだ。

 自分の中の、柱(アイデンティティ)が統合され、今まで見えなかったものが見えてくる。そんな時を、静かに深まる秋の季節に迎えたのは嬉しいことだ。感謝である。

(写真は信州に行ったときのものです。勉強会とは無関係ですが・・・)

<日本人 5/8>

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