イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

変わるもの、変わらないもの!

2010-01-15 | 第三章「無意識の世界」

 昨日の続きで蝶が何故、完全変態し青虫から蝶となるのか。蛹はいったい何なのか。そして、何より青虫が完全変態していくのはどういう生命の観点で変わっていくのか調べたが、インターネット上にはそれらしい情報は殆どなかった(日本語では)。

 蛹がある古代の悪環境に耐えた姿だとか、幼虫が葉を食べ成長するのに特化し、蝶が高度な生殖等に係われるようになっているとか、・・・そんな情報もあった。そして興味あることに、ツールキット遺伝子というものがあり、生命の発生論的な分野ででの研究もあり、その普及本もでているようだ・・・。

 良く見慣れている、青虫や蝶。その生命の不思議さのどの程度を、理解しているのかとつくづく考えさせられた。

 昨日から蝶の話になってしまったのだが、生き甲斐の心理学を勉強していると、何故、多様な感情が存在するのかとか、情動は目的志向性があるとか、この蝶のような謎に直面する。ある程度は想像ができるが、本質的なことは良く判らない。

 さて、いろいろ調べた中で、昆虫の変態の他にも考えようで、水が蒸気になるように、物理的なものにも変態というのがあることが分かった。さらにちょっと考えてみれば、日本の政治システムも政権交代も一種の変態をしつつあるのかもしれない。世の中あちこちに変態があるようだ。その時変わるもの、変わらないもの。そして背後に隠れている意思のようなもの。考えることは楽しい。

(生き甲斐の創造 12/15)

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