イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

揺れる人生の道も楽しい!(愛の領域④)

2010-05-02 | 第七章「光と復活体」

  元気に、激しく移り変わる状況の中に≪適応≫しているときもあるが、そうでない,ちょっと≪不適応≫の時もある。

 そんな時を思い出すと、自分の生育史に遠因があることがある。例えば車の運転に関することがあった。免許をとる時もそうだったが、仕事で、営業や海外で車を運転する時など、ちょっと変な時があった。

 それは、6歳の時に幼馴染が眼の前で交通事故で亡くなった経験が、影響を与えていたようだ。今では殆ど影響はないが。幼いころの解釈が年をとってからも影響した例なのだろう。

 勿論、そんな事件のようなものでなく、幼いころからの家庭や文化の影響もある。7歳の時に1年弱異文化のアラスカで過ごしたことも含め、両親を始め身近な人達の影響は大きい。

 そして、生き甲斐の心理学で学んだ、ロジャースのパースナリティ理論やエリクソンの人格形成理論を参考にしての生育史の勉強は理解を助けてくれる。

 ≪不適応≫とは逆に、自分が何故こういう人生を生き抜いてきたのかと、ポジティブに辿った道を考えることも楽しい。

 何故、私は管理工学を専攻したのか、妻と結婚したのか、外資系のコンピュータ企業に入ったのか、何故ある職種にこだわったのか、何故辞めて心理学や福祉の世界に興味を持ったのか・・・過去の選択を今、もう少し違った角度で見る。

 それは、先のこころ(生育史)の問題もあるが、自分の身体、魂とも密接な関係もあるようだ。人生の軌跡はこころ(生育史)、身体、魂と繋がっている・・・

 ≪適応≫と≪不適応≫の中で揺れて、描かれる軌跡。その本当の意味は、自分が死ぬ時に判るのだろうか。楽しみである。

 桜が終わって、花水木(はなみずき)が綺麗だ。

(愛の領域④(1億2千万人のための生き甲斐の心理学) 44/60)

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