イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

かろやかに、小人の視点で!(宝の山7/10)

2010-08-23 | 第一章「意識と知覚」
 この年になって、生活の質を最近考え、細かいことを大切にし始めている。発端は「借りぐらしのアリエッティ」を見てからだ。些細なもの、例えば角砂糖一個でも、小人の世界では命をかけて求める貴重品になる。ちょっと知覚が変わると、同じものが全く違って見えるのだ。

 聖書の創世記1-31に次の言葉がある。「神はお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ、それは極めて良かった。・・・」この感性は、日本の古代からの感性に極めて近く、自然体で平安に暮らせる大切な宝物のように思えてならない。

 さて、先日の棚からボタモチではないが、昔の写真の束の中で、就職して5-6年経った頃の自分の写真を見ると、とても厳しい表情が多い。日々、結構厳しい仕事で、余暇の時間すら仕事を思い出し、余暇を心から楽しんでいないように見える。

 例えば妻とお茶を飲んでいても、こころは別の世界で仕事のことを考えている。そんな感じである。

 こんな状態も長い人生の中で必要とも思えるが、不安感が解決されず継続すると、簡単に感謝のこころを忘れ、殺伐とした心境になっていく。時には、日々の感情が不安から怒り、身体症状、そして鬱と教科書どおり悪化する。こころの健康に良くないと思う

 今の自分を振り返っておても、毎日の猛暑と日々の生活のストレスでこころの健康ももう一つのようだ。

 そんな日。朝のベランダの水やりのあとに、携帯で小さな植物の写真をとり拡大してみた。小人の視点の写真のようで、新鮮な気持ちになる。

 今日もかろやかに暮らそう。

宝の山 7/10(信じて見える世界 7/30)

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