イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

違いを感じる・・・大事なこと!(差異を考える6/10)

2010-09-01 | 第一章「意識と知覚」
 先日、多摩動物公園に行った。夜の動物園が目的であったが、トラのあかちゃん3匹を観ることも目的のひとつであった。トラのあかちゃんは、凄い人気で、じっくり写真もとれなかったが実に可愛いかった。写真にも、小さな赤ちゃんが写っている(檻の格子で観にくいが)。

 さて、トラを見た後、時間があったので、すぐ隣の獣舎を見学することに。すると、砂地の場所に自分で掘った穴の中で寝ている熊のような動物がいた。始めて観たので、何と奇妙な動物かと驚いたがウォンバットということである。

 ウォンバットはカンガルーやコアラと同じ有袋類である。つまりトラや人間と違って、小さな赤ちゃんを産んで自分の袋の中で大きくなるまで育てる。お腹の中で胎児として育て産むより、厳しい環境下では母体が生き残るという意味で有利なようだ。そのため、オーストラリアでは有袋類がマジョリティーになったという説がある。

 動物園は凄い!動物園にいくと、実に多様な生命が生きているうことに嫌でも気づく。知っている動物に会うのも良いが、知らない動物に会うのは凄い。137億年前にビックバンで宇宙が誕生してから今に至るまで、厳しい環境に耐え、お互いに生き抜き、こうして人間としての私がある動物と対面する。あたりまえのようで、実は不思議なことなのだろう。

 さて、当日の有袋類に対する自分の感じ。それは、上手く説明できない(言語化できない)のだが、母とは何か、命とは何かを考えることに繋がる。そして、何か自分の中にある、その違和感(違いを感じること)は、これから変わるであろう自分を生み出す大切な種のようですらある。

 差異を考える 6/10(信じて見える世界 16/30)

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