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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

初心の≪体感≫・・・忘れない!(五感・体感を考える 3/10)

2010-09-18 | 第二章「五感と体感」
アラスカに小学生の時行って、初めて現地の小学校(勿論英語ばかり)の教室に入った時。

 その後も、人生の節目にはいろいろと初心の時があった。そして、これからもあるだろう。

 初心というと、何か素晴らしい考えがあって・・・というイメージがあるが、私は何か初心という≪体感≫が先のような気がする。≪のうがき≫より≪体感≫ではないだろうか。先が見えない中、まず意を決し飛び込む。その感覚である。飛び込むと、それが波動となって、何かが起こり出す。良いこともあれば嫌なこともある。そして時間とともに、波動の原点であった初心が忘れられてしまい、マンネリというか倦怠感が漂うになる。

 初心は爽やかな不安感とでも表現しようか、やけっぱちと慎重、謙虚と傲慢・・・そんな感情の中で揺れ動く波動のようなものではないか。未知であり、はっきりしない感情であり・・・結局は変化への種なのだ。

 初心の小さなものは日常生活の中に沢山ある。たとえば、何か話すという行為(ブログを書くことも)も、初めにこう話そうと考え抜いて話出すのではなく、初めに≪体感≫があって、それが話す中で出来てくる。

 小さい例のついでに、大きいものも考えてみよう。最大に大きいものは、人生そのものかもしれない。幼いころのある時の体感。それがひょっとすると、それからの人生を左右する、ドラマの初心の≪体感≫。初期条件が全てとは言わないまでも、かなり人生を左右するのだ。

 私の、そうした初心の体感は何だろう。今度の町田の勉強会では、それを考え抜いてみたい。


五感・体感を考える 3/10

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