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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

蝶のように、ストレスを味方につける!(五感・体感を考える 4/10)

2010-09-19 | 第二章「五感と体感」
五感・体感をシャープにし、活力のある生活をするためにどうすれば良いか。休息をとったり、真善美を大切にしたり、いろいろあるが、身近な自分のストレス(感情)を見方につけることも大切だと思う。

 ストレス(暗い感情)は、自分のもつ理想と現実のギャップから生じるという≪生き甲斐の心理学≫の理論がある。これは、単純であるが非常に応用範囲が広く、私も日々大変お世話になっている。

 通常、ストレスは避けるもののように考えられるが、憎いかたきというより、日々生きる上の大切な相棒やみかた(ちょっと癖があるけど)と考えた方がよい。

 例えば、ストレスを感じる時、できれば、それがどんな感情かを具体的に味わってみよう。例えば、ほんの一瞬感じた不安感があるとする。それは宝物のようである。そして、その体感されたストレスを、何故感じたのか等、自問自答してみよう。

 自分の理想(意識されたもの意識されないものもある)がどうなのか、それに対して現実(意識されたものもあるが、意識されないものもある)はどうなのか。そんなことをのんびり考えるのだ。例えば、時計を見て慌てる。これは、XX時までの約束を守りたい。現在YY時で遅刻の可能性がある。そのギャップが不安。理想も現実も意識の上にある、簡単な事例。しかし、人生の大問題もおおよそ同じように類推することができる。

 何か不安だから、Aについて考える。Bについて考える。・・・というのではなく。不安そのものを味わってから、Aからくる不安か、Bからくるものか・・・と体感ベースで自問自答するのである。ちょっとした訓練が必要ではあるが、静かにストレスの原因を、≪大切な≫自分に訊いてみよう(大切にしないと、普通は教えてくれない)。上手くいけば、原因が探し出され、解釈を変えたりする対策が出たりで、ストレスが解消される。ただ、判らないまでも、A,B、Cといろいろ頭の中だけで考えるよて悪循環に陥るより、よっぽど良い。体感を意識するのは、とても大事。

 蝶は花から花へあてどもなく飛びまわるようだが、ちょっと観察すれば好きな蜜を獲得する行動だ。蝶もストレス(蜜の匂いとお腹の具合のギャップだろうか)を味方にして、甘い蜜をとらまえている。

五感・体感を考える 4/10

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