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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

天国をかいま観る場所!(好きなコト 3/10)

2010-09-28 | 第二章「五感と体感」
 先日の小旅行。当初は平泉・中尊寺に行きたかったが、時間の関係であきらめることになった。その代わりといっては失礼であるが藤原清衡の娘、徳姫が建立したという、いわき市の白水阿弥陀堂に行った。雨の中であったが、帰る頃には晴れ間も差し、清らかな時を過ごさせていただいた。

 850年の歴史を誇るお堂は、素晴らしい装飾が施され(勿論、長い年月で剥がれ落ちたりしているが、今年の春に行った平等院を思い出した)、ここを参拝する人は地上で極楽を垣間見ることもできるのだとと思う。周りには、広大な浄土庭園(昭和47年に復元)があり、背後の山と一体となりこの世のものとは思えなかった。

 比較宗教学を基盤とした心理学を学ぶと、信じて見える世界、見えなくなる世界の研究があるが、まさに仏の世界を信じて見える世界が具現化されている。私はカトリック信徒ではあるが、極楽、天国がこの世で体感できることもあると思う(信仰とはそんなものではないだろうか)。私も白水阿弥陀堂で不思議な時間感覚の中で、天国をちょっと味わせていただいたようだ。850年を支えた祖先たちの熱い想いに深く感謝したい。

 好きなコト(五感・体感) 3/10

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