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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

戦うのではなく支える!(何で良い仕事ができるのか 10/10)

2011-01-09 | 第五章「和解と平和」

 アラスカは、人々が厳しい自然に対峙するなかで、支えあうという行為が自然にできる土地柄なのかもしれない。

 七歳の私にとっても、道路の側溝に落ちそうになって助けられた経験などいくつか支えられて来たのだと思う。こうした経験は、自分が成人し大人になっても大きな恵みになった。人生にはピンチも大ピンチもある。そうした時に、自然に支える、支えられる。とても大切だと思う。

 支えることに似たもので、全く正反対であるが、ちょっと似ていることがある。戦うである。アラスカでも、殴り合いのケンカをしたり、石をぶつけるなどもした。その時はちょっとヒーローになったようであるが、支えると反対に、後味が悪い。

 目的志向性が育ち、戦ったり、支えたりする。そんな経験を7歳のころにしたようだ。

 たまたま、この2-3日、ある神学者の本を読み続けているが、その中のキリストの受難に対する見解は、ちょっとハッとさせられた。十字架の受難の時、キリストは何かと戦っていたのか?それとも?そういう問いかけであった。

 目的志向性。その目的を考えると、哲学や宗教の問題になってくる。

 自分の日常の中でも、大切な人を支えるべきときに戦ったりしているなと思う。こころのありようを想えば、支えるのが自然だと思うが、成育史からくるものか戦ってしまう。

 何かあるとき、これは支えるのか戦うのか・・・こんな自問自答をこれからしようか。個人的な経験からではあるが、戦うより支えるほうが、良い仕事ができるように思う。

 何で良い仕事ができるのか 10/10

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