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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ゲンを担ぎ合格を!・・・でも、ちょっと注意してね!(こころの防衛機制を考える 2/15)

2011-01-21 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 多摩動物園には、オラウータンがいる。この受験シーズンになると落ちないということにげんかつぎする催しが行われる。今年も沢山の絵馬などがかかっているのだろうか?

 昔から、受験となるとゲンを担ぐひとを見かけるし、自分もそうである。昔はどういう意味があるのか、表札盗む人がいたりした。あれはいったい何だったんだろう。

 さて、このゲンを担ぐということも、こころの防衛機制の一つ摂取なのだろう。弱い自分の中に自分以外の何かをとりいれて、こころの安定を図るということだ。お守りを持ったり、大切な人の形見を身に付けたりするのも、同じ摂取だと思う。

 窮地に立たされたときや勝負のとき、こうしたお守りをもったり、ゲンを担いだりで、何となくこころの平安を保ち、ことを成功させたことも多い。馬鹿にできないのである。

 ただ、苦い経験もある。私が大学受験のとき、母が作ったトンカツを体調が悪いのに食べて、受験の時に下痢で悩まされたことがあった。ゲンを担ぐのはいいが、無理はいけない。現実を忘れてはいけない。

 もうひとつ。ゲンを担ぐより、受験なら、単語一つでも覚えたほうが良いときもある。

 それと、ゲンを担ぐということも確かにあるが、祈りも忘れてはならないと思う。

 こころの防衛機制を考える 2/15

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