イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

≪何かヘンな自分≫に気づく!(傾聴を考える 2/10)

2011-04-02 | 第八章「魂と聖霊」

 いつもは自然体でいられるのに、Aさんの前にいくと、自分でも判るほど何かヘンになる。

 Bさんとは普段は仲が良いが、ある話題になると冷静さを欠き喧嘩していまう。

 40歳台の仕事でのことであるが、大切なお客様(VIP)を米国の本社にエスコートするため、車を運転してほしいと言われたときに、何かヘンになった。(これは、6歳の時に眼の前で幼友達が交通事故で亡くなった事件の影響があったようだ。)

 これは、私のほんのいくつかの事例だが、普通の生活をしていても、何かヘンになるということがあるようだ(今は解決したものも、そうでないものもある)。そして、これは私だけの現象というより、誰でもある現象のようである。

 何かへん(生き甲斐の心理学ではプロセス・スケールが低くなるという)を、自分でじっくり体感して、観察するといろいろ勉強になる。何となく身体の筋肉が緊張する。感情が湧かない(頭では、いろいろ考えても、本当の感情が湧かない)。現実吟味力が大体落ちる。慌ててしまう。とんでもない反応をしたりする。固執していまうなど。

 こうした時、周りの親しい人も、何かを感じるかもしれない。

 (そして、その親しい人が冷静に受け止めてくれ、さらに、生き甲斐の心理学(臨床心理学)の知識をもって、無理のない範囲で傾聴してくれると良いのだが。)

 しかし、周りは兎に角、まず自分自身が自分の何かヘンに気づくことが大切だ。若いころ、お腹が減るとお客様との対応がへんになると気づいた私は、そういう環境になることを避けた。何かへんになる人とは出来るだけ会わないようにするのもあるかもしれない(仕事であれば、許されないことも)。

 仕事を変える。場所を変える・・・そんなこともあるかもしれない。身体症状(寝られなくなる、消化器の変調など・・・)が出た時は、お医者様のところに行くのが良いのは大事。

 もう一つは、心理療法やカウンセリングの専門家の門をたたく。ただ、欧米では国家資格を持った人しかできないが、日本は民間資格のみである。良い専門家を見つけよう。

 さらに、もう一つ自分で解決してしまうということがある。これは、生き甲斐の心理学など、臨床心理学を勉強する中で、時にはメンターから指導を受けたり、自分を肯定的に自己分析する(自分を傾聴する)中でできる。

 写真は福島県、いわき市の白水阿弥陀堂。震災でどのようか心配です。でも、昨年秋に拝観した、天国(極楽でしょうか)のようなお堂やお庭は傾聴のスタンスを教えて頂いたようです。この世にあっても天国は垣間見られる。つづく・・・

傾聴を考える 2/10

人気blogランキングへ・・1クリックで燃えます!感謝しています!!!