イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ホメオスタシス(自然治癒力)の神秘!(健康に生きる 9/10)

2011-04-29 | 第九章「愛」
 今月はA先生の太極拳・気功のクラスに2回出席し、太極拳・気功への関心も高まって、家でも「気の科学」(ナツメ社 佐々木茂美著)や五輪書(岩波文庫 宮本武蔵著)を時どき読んでいる。これは、「生き甲斐の心理学」のU先生から昔、薦められた本でもある(U先生も太極拳を長年やられている)。
 さて、たまたま今読んでいる「気の科学」に東洋医学と西欧医学の違い(133ページ)が出ていた。西欧医学は日常的に町の医院等でお世話になっているが、東洋医学の真髄は何か知らなかったが、どうも大きな特徴の一つが自然治癒力(ホメオスタシス)らしい。
 
 考えてみれば、身体の病気である、風邪やはしかなどは対処療法をしても、基本的には自然治癒力で完治するらしい。これは、身体の病気であるが、心の問題でも同じようだ。私もかなり病理の世界かなと思う事例もあるが、いつの間にか直ってしまった経験がある。特にお医者さんから睡眠薬等(基本的にはこれも対処療法なのだろう)を頂かないで。
 これは、私ばかりでなく、どうも誰もが経験することのようである。そして、それを意識化することは貴重である。
 生き甲斐の心理学の理論を知らなくても、治る時は治る。でも、良く考えると神秘的ですらある。
 この一年を考えると、いろいろな人と係わった。中には錯乱したり、激怒している人も。そんな時に、対処的に行動するのも大切だと思うが、東洋医学ではないが、相手の中に自然治癒力を期待して対応することも大事だと思う。
 生き甲斐の心理学では、回答はカウンセラー側でなくクライアントが持っているという考えをとても大切にしているが、これもこの自然治癒力と関係が深いと思う。