イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

人が変わるのは何が変わるからか?(愛の記憶 6/10)

2011-06-06 | 第十章「今ここでの恩寵」

 昨日は午後から夜まで、生き甲斐の心理学の勉強会で、もう7年近くなる勉強仲間と一緒に勉強した。ちょうど帰りぎわに雨が振り出し、家に帰る直前は豪雨であったので、印象深い勉強会であった。

 7年経つと、人も素敵に変わっていく、そして気がつかないうちに自分も変わるのだろう。

 人が変わるとはどういうことなのだろうか?そんなことを、考えた。

 昨年、≪借り暮らしのアリエッタ≫を見て、知覚(五感+知識)が変化すると世界が変わり、自分も変わるんだと実感した。例えば同じ小さな針でも、小人にとっては剣になり、眼に止まらないものが眼にとまる。そして、いつの間にか自分も変わっている(例えば小人に)。

 死線をさ迷うような経験をした方が東日本大震災をどう捉えたかは、そうでない方の捉え方と明らかに違うようだ。私の母は、戦中派であるが、大震災の捉え方も、私の年代とちょっと違うように思った。これも経験・知覚の違いによる。

 大芸術家や大知識人の伝記を読んでいても、あるとき(苦労をしているときが多い)に、劇的な変化があり、いつも見ていたはずの景色が印象的に見えたりする記述があったりする。

 自分の経験でも1999年1月3日の経験が最たるものだが、知覚の変化があった。

 自分の成育史の研究も、この知覚の変化という観点から考えると、新たな発見があるかもしれない。今日はそんなことを考えてみよう。

 愛の記憶 6/10

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