イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

考えた通りの自分になれるか?(愛の関係 9/10)

2011-06-19 | 第十章「今ここでの恩寵」

 U先生から、ヒンズー教の名言、「人は考えた通りの人間になる」を教えてもらいました。

 そういうものかなぁ。2-3日考えています。私も、もう還暦ですので、意識の世界、無意識の世界・・・考えたとおりの自分になっているか(あるいは成りつつあるか)を問えば、正しいかどうかが判ります。

 どうも、正しいようです。

 しかし、何となく不安感が起こります。もっと・・・であっても、とかの不満も残ります。ただ、よく考えると、その原因は自分の考えの限界のようなものかな。自分は可能性として100あったとしても、自分は60かなといつの間にか考えていたような。

 自分が60であるとは、他の人が私に何となく言っとか、失敗の苦い経験から断定したとか、そんなことから60と考えるようになったようです。しかし、自分が60か65か100かは、自分しか本当は判らないものなのでしょう。

 自分が80なのだろうか、60なのだろうか、本当は大切なことだけど、人のせいにしたり、その場限りの楽しいことで忘れたりし、じっくり考えることが少なかった。考えることが、ちょっと怖かったということもあったかもしれない。

 自分のことを考えることは、誰にも責められることではない。暖かく、リラックスし、静かに自分を見つめてみよう。見えた自分、考えた自分になるために。

蛇足ですが、カールロジャースの次の命題も気になる命題です。ヒンズーの名言にも似ている気がします。

4:有機体は、一つの基本的な傾向と渇望(striving)をもっている。すなわち、体験している有機体を現実化し、維持し、強化することである。

愛の関係 9/10

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