イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

感情を通して世界を観る!(体験の解釈 3/10)

2011-07-03 | 第一章「意識と知覚」

 梅雨で雨が降ったり、しかし蒸し暑い日が続く。  

 その中、昨日一日の生活を考えると、盛りだくさんであった。朝いつものようブログを書いたりし、その後で、孫娘を多摩動物園に連れていき、二人でチンパンジー舎中心に見物と昼食。そして、それから短時間ながら仕事の合間に、黒岩重吾の≪中大兄皇子伝≫の一つのハイライト、大化の改新のころのストーりーを熟読。日本書紀も併読したりする。  仕事もいつものように・・・そして、深夜の帰宅。  

 忙しく楽しい一日が過ぎたが、これを感情生活という面で感情の流れを中心に考えるとまた違って見えてくる。

 例えば、動物園での1時間。 

 時間に追われて焦ったり(当日もモノを買って、買ったものを置き忘れるような慌てぶり)、孫娘と約30分のチンパンジー舎では、2歳の孫に結構心配した。

  チンパンジーがわかるかどうか。子供やメスなど沢山いるが、わかるだろうか?チンパンジーのオスのリーダーに強化ガラスで遮られているとはいえ、急に近づかれドンドンとされたてショックではなかったか、昼食をどこでするかとか・・・

  後から、妻や子供の話から孫の様子を聴いてみると、妻や子供からは謎の言動も私が後から聴くと、マイペースでいろいろ体験を楽しんだようだった。大変だったけど、よかった。

  ところでチンパンジー舎では、13:30からの餌やりと自動販売機とナッツ割りの飼育員の方による解説で楽しく見物した。今回の発見は、オスのリーダの、気配りというか行動で、メスざると子供ざるの仲裁、見物客に対しての威嚇(毛を逆立てたり・・・)。自分も孫に気を配っていたので、余計に共感したようだ。

  人の感情生活も、はためで見るほど、≪微笑ましい、お祖父さんと孫≫ではないが、チンパンジーのオスの感情生活も苦労が大きいようだ。やはり、はためでは微笑ましいけど。

  チンパンジーとヒトが別れて、500万年。DNAの90%以上がチンパンジーとヒトは一致し、世界で一番近い(ヒト意外では)。ヒト、日本人も大化の改新では雨の中で入鹿を惨殺したり(丁度今頃の季節のようだ)、独特の歴史を形成してきた。チンパンジーも同じように多くの悲惨を乗り越えたのだろう。

  そんな、ヒトとチンパンジーが強化ガラスで遮られているとはいえ対面する。

  感情を通してみると、やはり神秘なのだろう。

体験の解釈 3/10

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