イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

小さい愛と大きい愛!(体験の解釈 4/10)

2011-07-05 | 第一章「意識と知覚」

 今はただ懐かしいが、40才台、仕事や家庭で様々な問題に遭遇した。そして、そんな中で、いろいろ本を読み漁った。どちらかと言うと哲学的で、東洋哲学や日本の古典なども結構読んだ。

 知識は、ある意味で貴重なもので、それが活かされることも多いが、それにより個人の独断や偏見(構成概念を固くする)に輪をかける。そして、人の善意や優しさなどが判らなくなることも。理論でさばいてしまうような。

 本人は、それなりにまともに生きているつもりなのだが、きっと側にいる人にとっては煙たい存在だったかもしれない。ひょっとしたら、病理の世界に踏み込んでいたかも。

 愛とは何か?このテーマは終生考え続けなければならないテーマだと個人的に思うが、理性も大事ではあるが、五感をとおして感じる愛とか、本来はもっと大きいものではないかと思う。

 世の中を厳しく見つめることもあるときは大切であるが、長期的に自己実現をしていくためには、小さな愛ではなく、大きな愛を志向したほうが良いのではないか。

 人間の愚かさは山ほどあるが、それを≪ゆるす≫愛とか・・・これは大きな愛かもしれない。

 先日も多摩動物公園のチンパンジー舎で、群れを守るリーダのオス・チンパンジーからも愛を感じる。これも小さな愛では感じないだろう。

体験の解釈 4/10

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