還暦になって、振り返ってみると、平凡に終わるかもしれないと若い頃考えた、自分の人生もかなり波乱万丈があったことに気づく。
周りの方々のことを推察しても、ドラマチックなことを結構体験していらっしゃるようだ。
自分の過去を振り返ると、かなりの試練も経験している(主観的なので、その点おゆるしを)。
どん底の中で、さらに底を掘る人もいるそうであるが、耐えて粛々と生き抜いていると、ふっと思いがけず、トンネルを抜けるような経験もした。
新約聖書の中に、コリントの信徒への手紙1-10-13に有名なことばがある。
≪・・・神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練にあわせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。≫
味わい深い言葉である。
体験の解釈 8/10