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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

好奇心でこの夏をのりこえよう!(リアルな経験 6/10)

2011-07-17 | 第一章「意識と知覚」

 最近、好奇心のカタマリのようになってしまい、時間がいくらあっても足りないように感じる。

 好奇心は、心理学的に考えると何だろうか。一つの情動であることは確かだ。自分の目的志向性が比較的はっきりしているときに訪れるプレゼントかもしれない。そして、ロジャースのパースナリティ理論の命題6そのもののように、めらめらと燃える。

 理屈は兎に角、昨日ツイータでつぶやいた言葉に、U先生やKさんが反応し、それがもとで、この夏、吉川英治の新平家物語に、挑戦することを決めた。

 新平家物語は、昨年、興味をもち購入し読もうとしたが、はじめの50頁くらい読んで、興味を失っていた。しかし、この一年位に、心理学の勉強や、持統天皇をはじめとする飛鳥。奈良時代の勉強(好奇心)のおかげで、今は好奇心の火がめらめらと(吉川英治の言い方としては、油紙に火がついたように)燃えはじめている。

 思えば、日本の律令制度が数百年の苦闘の中で完成し、年号が世の中で広く使い始められたのは、701年の大宝年間からだそうだ。 大宝律令ができ、藤原不比等が実権をもち、持統天皇が大宝2年に崩御される。それから416年後に、白川法王(院政で有名な)の子供かもしれない平清盛が生まれる。そして、400年以上の藤原氏の強い影響(藤原政権と言ってもよいような)の中から、新しい時代が始まる。

 勿論、平家物語の世界の背景にも、400年前の日本の原型的なものが反映されているのだろう。それを、あらためて勉強していく中で、現代に通じる原型を再発見する。そんな好奇心である。

 年表と系図を手にしつつ(これは、この2-3年で学んだ歴史小説の楽しみ方だが)これから、暑い夏を楽しもうと思う。

リアルな経験 6/10

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