イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分が≪へん≫:その傾向と対策!(リアルな経験 9/10)

2011-07-20 | 第一章「意識と知覚」

 あることが頭から離れない(どうどう廻りになったりも)。

 ある人と話したり、ある事柄のことになると、何か考えがまとまらず、行動もへんになる。

 日常の中で、こういう現象に遭遇することは結構あるものである。そして、注意していると私だけでなく、誰にでもある現象のようだ。

 さて、この現象を、いろいろ研究した人の中に、カール・ロジャースという心理学者がいる。そして、その現象を7つのポイントでまとめたのがプロセス・スケールだ。自分なりに、7つのチェックポイント(悪い状態)を整理すると・・・

 ①ネガティブな感情も含め、自分の感情をきちっと把握しているか?(感情が意識上に昇らない)

 ②自分の経験していることの全体像がイキイキと捉えられているか?(どこかひとごとのような感覚)

 ③自分の本音をつかんでいて、現実のちぐはぐな感覚(不一致)が意識されるか?(自他混合の状態等)

 ④言うべきことが、表現できているか?(何も言えなくなる)

 ⑤他人の解釈等に囚われないで、イキイキとした自分の解釈ができているか?(考え方が縛られている感じ)

 ⑥自分ができること、役割が具体的につかめているか?(自分が消えるような感覚)

 ⑦他人との関係がイキイキしているか?(何か人を避けるような感覚)

 今、自分のへんはいくつあるだろうか。この2-3年で克服した自分はへんはいくつあるだろうか?

 この世は、生きている限り、次々と何かが起こる。その中には、自分がへんになることも、これからも沢山あるだろう。ただ、その対処の仕方を上手にして、これからの悔いのない人生を送りたいものだ。

リアルな経験 9/10

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