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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

純粋と一致:黄色が好きな私を考えてみる!(こころの声 7/10)

2011-09-06 | 第三章「無意識の世界」

 先日、楽しい会話の中で、好きな色のことについて話題になった。

 私は、以前絵画鑑賞療法の勉強の中で、黄色が特別な色で、自分にとって黄色(レモン色)は価値ある色だと考えるようになってきた。それは、一年の期間をかけての勉強だったので、今でもさほど間違ってはいないと思う。

 ただ、それが「私は黄色が好きだ。」という自己概念になった瞬間、ある意味で注意が必要になる。

 日々刻々、自分は変わっている。身体は自己をDNAで再生しているものの、老化もあり、外部環境も変わる。免疫、内分泌、自律神経の微妙な変化もあるだろう。勿論、こころの変化もある。

 従って、今日は、黄色いバラの写真を見ても、本当はバラのミドリのが好きということも当然あってしかるべき。

 それが、黄色が好きという、自己概念に妨げられて、ミドリが今日は好きと言えない場合がある。これが不一致なのだろう。

  でも、健康で純粋と一致が保たれていれば、今日はバラのミドリがいいな・・・と想い、表現できる。あるいは、このバラの黄色は、私が好きな黄色とちょっと違うと言うかもしれない。

 純粋と一致ができているか否か。これは、なかなか難しい質問である(本人すら怪しいときもあるので)。

 カウンセリングや傾聴では当然大切にされる(通常クライアントは自己概念故に見えるべき回答が見えないでいるのが多い)。でも、比較的簡単にできる方法がわかりにくい。

 生き甲斐の心理学ではカウンセラーの立場にある人は「わからないことは、素直にわからないと、言うべき」とアドバイスしている。

 このアドバイス、とても大切だと思う。今でも大切にしている。

こころの声 7/10

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