イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ヒトは本来独創的である!(技能 7/10)

2011-10-06 | 第四章「愛とゆるし」

「個人はすべて、自分が中心であるところの、絶え間なく変化している経験の世界に存在する。」

 これは、ロジャースのパースナリティ理論の最初の命題であるが、自分のこともそうであるが、他人のことを想ってみても、そうだな・・・と最近しみじみとする。

 ひとりひとりが自分の世界をもっているのだから、当然、それをうまく言語化なり表現すれば独創性を表現・発揮できるはずである。独創性と表現力は意外にも近い関係があると思う。

 ビジネスの世界ではプレゼンテーション技術は大切でいろいろ学んだが、会社を辞めてから福祉・介護の世界を垣間見て驚いた。障がい者の芸術作品を見て驚嘆したり、認知症のお婆さんの所作に、なんとも言えない優しさを感じ感動したこともある。世の中には何か美しい魂の表現といったようなものが、時として奇跡的に現れる。

 さて、技能としての表現力とは何だろう。生まれてから、ヒトは母国語をみじかな人から教わる。孫の成長を見ていると、言葉の発達の不思議さを感じる。小学生になりエリクソンの技能の時代になると、さらに母国語の機微を学んだり、科学や芸術を学びながら、多様な表現方法を学んでいく。

 私は、日本人として育ってきたが、7才のときに、約1年アラスカで生活をした。そのとき異文化を体験したのだが、英語もろくに話せない私であるにもかかわらず、何か話せ(オープンに)というスピーチの時間などもあった。文化の違いと言ってしまえばそれまでであるが、表現をどのように考え習得するかは奥が深い。 

 技能 7/10

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