イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

どんな相手でも共感性を持てるかなぁ・・・(傾聴力 7/10)

2011-11-26 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 昨日は久しぶりに夕方、閉園前の多摩動物公園に寄ってみた。閑散とした公園を一回りし、最後にシロフクロウのところに行った。二羽夏に生まれた雛のうち、一羽が亡くなり、心なしかちょっと寂しい。

 シロフクロウは、首をくるくる回したり、色も北国の環境で生き抜いてきただけに美しい。ただ、餌を食べている姿を見たりしていると、実に禽獣だなと思う場面もある。

 日が落ちかかり、暗くなってきているゲージの前で、シロフクロウと対面しながら、今自分は傾聴できる共感性があるかなと思ったりする。

 傾聴で大切なことに、自分が相手を嫌っているか否かを明確に把握することがある。自分にとって大切な人であっても、いつもルンルンなわけにはいかない。嫌だなと思うこともある。

 そういう時にネガティブな感情が湧いても、自己否定的になることは良くない。さもありなんと感情を自己肯定的に解釈をし(感情を自己肯定的に解釈するのはちょっとした訓練がいるが)、受け入れるのが大切。

 ただ、嫌いという感情がわいていても、暖かく対応するのが大事である。理詰めに冷たく話を追ったりすると、当たり前だが、人は心を閉じてしまう(そういいつつ、自分も失敗を限りなくしているが)。このあたりも訓練(愛は訓練)なのだろう。

 大切な人との関係では、同化する関係を人はどこか願うものである。共感もそういう視点で見られることがあるが、傾聴では、共感は賛同や同化と違うと考えたほうがよい。ありのままの姿を、そういうこともあるんだなと、納得するのが共感のようだ。

 昨日のシロフクロウとの対面、共感性があっただろうか?

傾聴力 7/10

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