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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

共感性はやはり大事!(傾聴のポイント 6/10)

2012-02-22 | 第八章「魂と聖霊」

 多摩動物公園に先日行ったが、オラウータンの母子が日なたで授乳をしている姿が見えた。人間もそうだが、こうした母子の姿は何とも安らぎを覚える。

 さて、傾聴やロジャースの6条件でも共感性が大切にされる。傾聴訓練表では、「あたたかみと共感性がある」ことをよしとし、「理詰めで、言葉のみを知的に追っていた。」することを否とする。相手の感情によりそうのである。

 しかし、やはり修行が必要なようである。それには、自分の感情を受容することが基本にあるようだ。自分の感情にはどんな感情があるか、一度一日振り返り思索してみるとよい。何かを嫌う感情、いらいらする感情・・・そういう感情についても、そういう感情がわくのも当然と受容してみる。

 まあ、自分の感情なのであるので、わが子を抱く母親のように慈しむのが理想かもしれない。

 なお、傾聴や6条件でいう共感性は、同意ではない。相手の立場であったら、そう感じるのも無理ないと思うことである。

 この共感性は、限られた特殊な場での傾聴やカウンセリングだけでなく、日常の中でも、役にたつので、知っているとよい。

(今回の傾聴のポイントは、いつもそうですが生き甲斐の心理学を参照しています。)

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