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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

トコトコと退散するときは退散しよう!(性格を考える 4/10)

2012-03-01 | 第九章「愛」

 多摩動物公園のクジャクは、コワラ舎の近くの休憩所によく顔を出す。子供さんや、親御さんが楽しんで写真をとったり、見とれたりするのはいいが、時々追っかけて脅かす人がいる。そんな時に、クジャクはトコトコと退散する。結構逃げ足は速く、時には飛んだりする。

 さて、心理学の理論は実にたくさんある。生き甲斐の心理学で学ぶなかで触れられる理論も、精神分析、自己理論、行動理論、特性・因子理論、実存主義的理論、論理療法、ゲシュタルト療法、交流分析などたくさんある。

 性格形成理論も、生き甲斐の心理学でお馴染みの自己理論のロジャースの性格形成論やエリクソンの理論をはじめ、心理学のさまざまな理論で語られるだけ豊富である。

 そして、興味深々でいろいろな理論を勉強していくのだが、私の経験でも、やけに他者否定的になるような理論がある。自己肯定・他者否定に傾き、尊大・傲慢に知らず知らずなっていく。そのスタンスは心の健康にも余りよくないが、他者を支援する立場として、さらに良くないし、周りも逃げていったりする。

 理論と自分の相性もあるように思う。そういうときは、ちょっと勉強に間をおくなり、その理論をパスするなりしたほうが賢明(U先生の生き甲斐の心理学に、そういう貴重なアドバイスがある)。何のために理論を勉強しているのか分らなくなる。

 理論だけでなく、日々の生活の中で忙しい(そう、心を失うほど忙しい)時もそうだが、自分が少し変かなと思えるときは、普通のひとが考えないような次の自問自答をするのがよいようだ。「私は何のために生きているか?」この問い(U先生に教えてもらった)は、こういうへんなときにとても有効だ。

 性格を考える 4/10

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