イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

雪で電車が遅れると・・・・(性格を考える 5/10)

2012-03-02 | 第九章「愛」

 一昨日は八王子にかなりの雪が積もった。私の家の近くも20cm以上はつもり、雪かきをしなければ車も全くつかえない状態であった。

 その日は、仕事もあって京王線に乗った。想像したとおり、20-30分の遅れがあったものの、ほぼ順調に動いていた。そして、八王子につくと、車内放送で「…遅れたことを、深くお詫び申し上げます。」とアナウンスしていた。自分の気持ちでは、こんなに雪が降っても、ほとんど遅れがなくご苦労さまという感じであったが、・・・深くお詫び?

 ちょっと、違和感のあるアナウンスであったが、よく考えてみると、電車を利用する人はさまざま。性格も違うし状況も違う。雪の日の定刻を守ることにたいする、許容度も恐らくかなり違う。そんなことで、最悪の状態を想定せざるを得ないので、あのようなアナウンスになったのだろう。電車の運行やアナウンスに関しても背景の文化の違いも着実にあるようだ。世界には、何のアナウンスもなく定刻に電車が出発する国もあったりする(ちょっと脱線)。雪が降って、遅れが出たときどうアナウンスするのだろうか?

 さて、話をすこしもどそう。人はそれぞれ違う世界をもっている。その大きなポイントは、性格の違いと表現される。恐らく全世界70億人、すべて違うのだろう。雪が降って電車が少し遅れたときに、どう感じ、どう考え、どう行動するのだろうか?

 生き甲斐の心理学では、個人の理想領域と現実認識に焦点を当てる。雪の中でも定刻で運行するのが当たり前と非常に理想が高い人(厳しい)。30分程度ならOKとする人。一日遅れてもOKとする人。・・・X時〇分についた現状認識(たとえば10分遅刻する・・・)も、自分としてはよくできたとする喜ぶ人。上司に怒られ人事評価が下がることを気にする人。なんだかんだあっても、まあ死ぬわけでないので大したことはないと泰然としている人・・・

 そして、理想と現実の間に生じる感情(喜怒哀楽)も人それぞれ。蛇足だが、この人それぞれ(自分と他人は違う)を意識するだけで、不思議さを感じ、私の場合はストレスが軽減される。

 性格を考える 5/10

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