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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分史・博物館を大切に!(性格を考える 9/10)

2012-03-06 | 第九章「愛」

 2月に行った中欧旅行(ブタペスト、ウィーン、プラハ)では寒いこともあり、美術館や博物館・記念館を訪れることも多かった。フランツ・リスト記念館、美術史・博物館、ウィーン大学、フロイト博物館、ミューシャ博物館、カフカ博物館。

 その中で、フロイトやカフカなど、自分の青春時代に憧れた偉人の実際に生活をした場や歴史を五感で触れることができたのはよかった。帰国後に、改めて著作に触れたりしても、全く感覚が変わっているのに気が付く。

 さて、自分の青春時代をエリクソンの青春時代(13歳から22歳 忠誠心、アイデンティティ、自己混乱感の時代)に当てはめると、1964年~1973年になる。この時期をプライベートな出来事で追っていくことも大切なのだが、U先生から社会の一般的出来事も実に大事とのアドバイスをいただき、推薦図書「自分史年表」(出窓社 藤田敬治監修)を愛用している。

 そしで、1964年から1973年の世の中の出来事を再読してみた。因みに、例えば流行歌は・・・愛と死を見つめて、柔、君といつまでも、夜霧よ今夜もありがとう、天使の誘惑、夜明けのスキャット、竹田の子守唄、また逢う日まで、喝采、神田川などの時代!

 主観的で恐縮なのだが、自分の青春時代の世の中の出来事を振り返ると、なぜ、自分がフロイトやフランクル、カフカやヘッセ、等価変換創造理論や実験心理学に興味をもったかが炙り出せるようだ。それどころか、今の生き甲斐なども・・・もちろん、自分の幼いころから両親等に育てられた固有の生育史の影響もあるが、それ以上に時代の影響、文化の影響は大きいかもしれない。

 性格は、時代や文化によっても作られる。そして、今回の中欧旅行で、自分自身のリアリティがリフレッシュされたようだ。

 ウィーンの美術史博物館は短時間見学で悔いを残したが、自分の生育史をもっと多角的に大切にし、悔いを残さないようにしなければと思う。

(写真はフロイト博物館の入り口)

 性格を考える 9/10

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