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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

エレガントな食事もいいけどね!(愛の訓練 6/10)

2012-03-23 | 第九章「愛」

 昨日は、Sさんから教えていただいた「エレガントな宇宙(超ひも理論)」をYouTubeで観させていただいた。一応私も理科系なので学生時代は物理も勉強したり、また卒業研究が多変量解析のモデルをつかった(つまり高次元空間)研究だったので、今の時代の超弦理論があまりにエレガントにこの世を表現しているので心が躍った。

 物理の世界は意外にも心理学の世界に近いところがあるようで、フォーカシングで有名なジェンドリンも元理論物理学の研究者であったりする。そのジェンドリンは、シカゴ大学で心理療法をカールロジャースについて習い、日本でも有名なフォーカシングを考案していく(なお、私の師匠のU先生も、当時のシカゴ大学で心理学の研究をされたご縁がある)。そして、ロジャースの考案した世界で愛用されるプロセススケールも7つの次元(ストリング)という表現をしているのもおもしろい。

 心理学の世界も将来11次元の大統一理論と関係が表面化するかもしれない・・・

 さて、理想領域の話は、興味が尽きないが、悩みを産むもう一つの現実の把握の仕方、体験の解釈の問題を考えてみよう。自分の愛の原型にとらわれ、他人の愛の原型(自分とは普通に違う)を柔軟に解釈できない。小さな愛に固執し、大きな愛の存在に気付かない(今の私も、そうかもしれないが)。U先生の「生き甲斐の心理学」には次の素晴らしい一節がある。

・・・愛の多様性(相手の愛の原型)を柔軟に解釈出来る人は、どんどん、幸せになりますが、一面からしか愛を感じない人は、どんどん異常な愛に走りやすく、かつ孤独になります。柔軟に人の善意、やさしさを体験する為には臨機応変に相手の愛を体感できる訓練が必要。・・・

体験の解釈を調べるプロセススケール(7つのうちの一つ)は以下です。

底辺:構成概念(思い込み)が硬い。構成概念が事実として見られる

中辺:硬さが減少する。思い込みは自分自身でつくるものという認識が増大する

高辺:一時的な構成概念はある。しかし現実の諸現象には、それぞれ深い意味があると分るようになり、その現象、体験を柔軟に、体験過程に照合して検討していくようになる

底辺はよくない状態。中、高を目指すのが良いとされている。

私も、日々訓練をしているが、その方法は高辺の状態を意識することが参考になる。日々の森羅万象を謙虚に受け止め、その意味を模索する。他人の愛の原型は何だろうと、時には想いを寄せる。そんなことだろうか?

愛の訓練 6/10

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