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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

本心をポツリと語りはじめ、最後には望むがままに語る!(愛の訓練 7/10)

2012-03-24 | 第九章「愛」

 こころの健康を「生き甲斐の心理学」のプロセススケール(今日は7つのうちの4つめである)で検討していると、大切なことに気付く。

 一日のなかで、生活の各場面で7つの指標をみると、ある時は相対的に高辺、ある時は中辺、そして、ある時は底辺。しかし、観察していくと健康な時は個別の事柄(誰でも、触れられたくない問題はあるようだ)も、底辺から中・高辺に向けて流れるようだが、高辺が中辺、底辺へ逆流するようなことも残念ながら日常にある。この時が訓練の時なのだが・・・

 さて、こうした逆流現象で現象的にわかりやすいのは、今日のテーマの<自己の伝達>ではないだろうか。

 仲が良かったのに、だんだん無口になり、口をきかなくなる。普通の関係だったのに、よそよそしくなる。いつの間にか、関係が表面的になり本音がわからなくなる。神仏であれば祈ることが少なくなったり。

 人間は、こころの奥を自分に対しても、他人に対しても上手に表現する必要があるようだ。そして、それにより成長し豊かになる。それが阻害されると問題である。

<自己の伝達>のプロセススケールは次を参考に。

底辺:欠けている。

中辺:自己の伝達が増大する。

高辺:豊かな自己意識が望むがままに伝達される。

 通常は、健康な流れ(底辺から中辺・後辺へ)が多いが、地球でも紛争地帯はどうでしょう?正常な人でも血で血を洗うような状況下では中辺、高辺を目指すのは至難です。でも、人に対する愛の信念のようなものがあれば、実現可能ではないでしょうか。「人の身体は神の神殿」とか、どんな相手にも仏性があると信じるとか・・・結局はそういう信念がものをいうと思います。

 多摩動物公園のアフリカ園には、シマウマやダチョウが繁殖への配慮のためかオス、メスが別隔てられて暮らしています。写真のダチョウさん、塀を隔てて何を語っているのやら・・・

 愛の訓練 7/10

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