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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

愛の多様性を意識すると世界が広がる!(厳しい時代をたのしく生きる 6/10)

2012-08-05 | 第三章「無意識の世界」

 先日のハワイでは、フォーマルな場所に招待されたが、スーツかアロハを着用とのアドバイスがあった。そこで迷わずアロハを着ることに。そして、これがなかなか心地よく、日本に帰ってからもリラックスする時は愛用するようになった。

 普段着なれないものを着用すると、始めはどことなく落ち着かないが、慣れてくるとパースナリティ理論ではないが、アロハが自分の一部になってくる。不思議な感じだ。

 さて、今日はプロセス・スケールの体験の解釈を、朝から考えている。昨日、愛の原型に触れたが、各自の生育史の中で育まれた愛の原型は、さまざまに影響を与える。自分ひとりなら良いが、人は他者と一緒に生活するので、他者の愛の原型も無視できないのである。

 人にとって、フォーマルがスーツであったりアロハであったり着物であったりするように、人にとっての愛も、人類70億人分くらいの違い(愛の原型)がある。

 哲学や宗教などでは、愛とは・・・。定義があったり、理論があったりする。しかし、生き甲斐の心理学の世界では、愛は人類の数ほどあり、個人が考えたり感じたりするものが愛だと学ぶ。この愛の心理学的な定義は、一見頼りがいのない感じだが、とても深く、それゆえ世界が広がるほどである。

 他者の愛の原型など、普通は余り考えることはないと思う。人は、自分の愛の原型を、様々な場面で、時には無意識に参照するようだ。そして、他人に愛のメッセージを伝えたりするが。受ける側は、自分の愛の原型を参照するので、そのメッセージが自分の原型に触れないと愛とは感じないようだ。そして、逆に煩わしく感じられたりで、寂しい思いをしたりする。そして、当然だが自分の愛のメッセージを相手が受けないことも当然ある。

 愛の原型の理解は、やはりロジャースやエリクソンのパースナリティ理論が大切だと思う。今、私は持統天皇を理解したいと思っているが、幼いころからの生育史を考えていくと、愛の原型や憎しみの原型などが浮かんでくるのだ。有名な、「春過ぎて 夏来るらし 白たへの衣干したり 天の香具山」は、どのような愛のメッセージなのだろうか。そんなことを考えるていると、むしょうに飛鳥や吉野に行きたくなる。

 

厳しい時代をたのしく生きる 6/10

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