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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

信頼する力の育て方?(ふれあいの訓練 9/10)

2012-10-01 | 第五章「和解と平和」

 人を信頼しろ・・・この言葉は何度も聴いたし、その大切さも理解できる。

 ただ、人を信頼するには、楽観主義というか本当の意志力が背景になくてはできないと思う。

 どんな人をも信頼すること。それは、精神論ではできない。信頼は、どうも、相手を理解することと関係しているようだ。

 相手が正常であっても、認知症であっても、神経症であっても、精神病であっても、貧しくても、社会的地位があっても・・・それを越える人格にたいする知見があると、もっとよい。

 「生き甲斐の心理学」では性格形成論としてロジャースを大切にする。それを知ることで、人間は、みんなかなり違っていること(多様性)を学ぶが、同時に、どんな人にも非常に美しい一貫性があることを学ぶ。

 福祉の仕事をかつて3年くらいしたが、ロジャースの性格形成論を身に着けているか否か、随分ケアの質が変わると実感したものだ。

 さて、今、ふとマザーテレサのことを思い出したが、マザーテレサの活動も、別の意味で卓越した人間観に支えられているのではないか。

 相手のなかに、すべてを越え、愛そのものがあることを信じる。これは、信頼する力を産みだす最大のポイントかもしれない。

 ふれあいの訓練 9/10

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