日々の暮らしで不安や怒りはあっても、蓄積されず明るく生きれば良いが、そうでないこともある。
いつのまにかストレス曲線(暗い感情)の階段を上り始めている。
ある問題が生じ、初めは不安、解決の糸口も見つからず怒りに。このあたりまでに解決すればよいが、そうはいかず、寝られない、胃が痛いなどの身体症状、次はウツ状態、最終的には錯乱まで。
暗い感情は何種類もあると思うが、単純に5種類、『不安、怒り、身体症状、ウツ、錯乱』と分類したのがストレス曲線の知恵。暗い感情が亢進していくことも言外に教えてくれている。
この知識をもっていれば、自分は今総合的にどこにいるのかが判るし、身体症状レベル以上だと、自力脱失も限界なので、信頼できる人のアドバイスをもらうのが良いとされる。
もちろん希望もある。この暗い感情の質的に似た対極の明るい感情がある。
『平安、友好的感情、健康感、幸福感、統御感』。これをストレス曲線と対比して幸福曲線という。
幸福曲線へも考え方一つで移る可能性がある。
今日の一句。
「ストレスの 階段のぼり 気をつけよう 不安、怒りと 身体(カラダ)、ウツ、錯乱」
みんなの病理論 2/10