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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分はこういう人間だというイメージは変わるか?(本音と感情 3/10)

2013-02-04 | 第九章「愛」

 昨日は、ほんとに久しぶりに高校生の時の友達4人と会い、母校と母校周辺を散策した。母校に入るのも恐らく20年ぶりくらいである。日曜日であったが、現役の生徒が何人かすれ違い、挨拶をしてくれた。最近の高校生事情を知らない私は驚いた。自分が現役のころ、見知らぬ人を校内で見かけた時、爽やかな挨拶をしただろうか?恐らくしなかっただろう。友達も同意見であった。

 さて、本音や感情を考える上でも、自己イメージは重要である。ロジャースの性格形成理論にもあるが、人は回りの環境との相互作用で、自己のイメージを形成していく。高校生のころは時代背景もあるが、自分が爽やかな挨拶をする自己イメージは皆無であった。これは一例であるが、自分は几帳面だとか、自分は理科系だとか、建築家のたまごだとか、当時自分が持っていた自己イメージはその後どうだっただろうか?

 当時から、あまり変わっていない自己イメージもあるが、全く変わってしまったイメージもある。

 心理療法の勉強をしてから、一番大きかったのは、自分に対する不信感というか・・そういうものが随分減ったように感じる。例えば、自分は几帳面だというイメージは、小学校3年くらいのときにできてしまったが、今では、全くそうは思っていない。理科系というイメージも、少しずつ変わってきた。父母や祖父母の期待がそうした自己イメージを何となく形成してきたのだろうが。

 自己イメージの変化は、やはり環境の変化と関係するようだ。仕事も3年くらい同じようなことをしていると、それなりの自己イメージを持つようになる。

 そして、自己イメージは何か鎧甲のようなところがある。自己イメージが変わると、見えなかった自分の本音や感情も見えてくるようだ。

 本音と感情 3/10

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