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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分の本音、自分の生き甲斐をみつける知識の大事さ!(本音と感情 7/10)

2013-02-08 | 第九章「愛」

 先日、母校を訪れ楽しくお酒を酌み交わしたりした。高校を卒業して42年が経とうとしていた。

 何十年ぶりにあった友達とは、すぐ打ち解けたが、会が盛り上がった時に、高校生の時に自死で亡くなったAさんの話題が出た。私だけでなく、気にされている人がいるんだなと想ったが、40年以上の時を経過しても回りに与える影響大きさに驚いた。

 13年前から「生き甲斐の心理学」を学びはじめ、それとともに自死に関するイメージが随分変わってきた。大学生の頃読んだ「20歳の原点」とか、村上春樹の「ノルウェイの森」とか、臨床心理学の知識をもって読み返すと、病理に陥るプロセスが理解できるのである。もちろん、一人一人は多様な存在ではあろうが。

 自死は一つの極端な例であるが、自分の過去の事例を研究してみても、本音が分からなくなり軽い病理に陥ったケースに気がつく。6歳のころの友達の交通事故体験などがそれである。これも、小学生ながら倫理道徳ゆえに自分の本音が抑圧された事例といってよいだろう(昨日のブログを参考にしていただければ嬉しい)。病理的な現象は、幸運なことに大きくはなかったが、人生に暗い影をおとした影響は大きいと思う。

 生き甲斐の心理学の教育事業は、自己実現や生き甲斐の問題といったポジティブな面だけに光を与えるだけでなく、知識不足による悲劇を予防することもある。その知識の普及は身体の健康以上に大事だと思うのであるが、様々な思惑も絡み難事業である。一部の専門家のみが理解していればよいという問題では決してない!富士山のように広い裾のが必要だ。

 本音と感情 7/10

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