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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

1人旅と2人旅どっちが良いか!(背中を軽く押す人 10/10)

2013-03-07 | 第十章「今ここでの恩寵」

 昨晩遅く旅から戻った。今回の伊勢ー奈良の旅は、妻と二人で運転しての旅で、走行距離は軽く1000Kmを越えた。妻も私も古代史は結構好きで大筋で今回の旅行を決めたが、妻も私も興味は微妙に異なり(生育史が違うので当たり前)行きたいところも微妙に違った。  

 昨日は、朝早くから平城京の西側に車を停め、妻は平城京(これも前回見学済み)、私は称徳・考謙天皇陵周辺を見学(私は御陵や古墳の見学が好きなのだ)。その後、意見が一致した秋篠寺と西大寺(妻は余り興味を示さなかったが)を見学した。そして、若干早く終了したので、妻の希望を取り入れ(私は1人旅で昨年行ったばかり)、唐招提寺に背中を押されて行った。

  1時間くらいの拝観であったが、予想外にいろいろな発見があった。1人旅ではきっと経験できなかったと思う(そもそも行かないだろう)。

①前回閉館だった新宝蔵に入れた。そこで、入口の「唐招提寺」は称徳・考謙天皇の勅額であることを知った。妻によればとても有名な話とのこと。そして、称徳天皇の達筆さや光明子の迫力あるサインなど女性の筆跡に関心を持つようになる。新宝蔵では、他にも教科書に載っている行基像をじっくり拝見できたのもよかった。

②鑑真廟に参拝したが、妻によれば台湾でみたようなお墓(中国式)だそうだ。いままで気がつかなかった。確かにそう言われると、中国の方のお墓だと気がつく。

③売店での買い物。私と違う人格がどのようなものに興味を持つかは結構新鮮。

④前回は、夏だったので蓮が印象的であったが、今回はきれいな苔のむすお庭が素晴らしかった。感想を述べ合うと、印象が強調される面も。

 1人旅は、いろいろ気をつかう面があるが、自己イメージに合致する行動しかしないので、ある意味ストレスがない。しかし、ストレスがないということは自己イメージを変える機会を逸してしまい、新しい発見を見つける機会を逸することかもしれない。それゆえ、ストレスがある2人旅は見方を変えると良いものに変わる。ほどよい、やじ・きた道中だ!

 さて、今回も特別拝観の時期ではなく、東山魁夷の屏風も鑑真和尚の御影も見ることはできなかった。次に唐招提寺を訪れるときは、2人か1人か、それはまだ分からないが是非行きたい。

 背中を軽く押す人 10/10

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