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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

3.11のあとの太極拳・気功! (生き甲斐 4/10)

2013-03-11 | 第十章「今ここでの恩寵」

 突然の不幸が人生にはあるようだ。

 還暦を過ぎると、誰しも一度や二度、そんな経験をするようだ。

 そんな経験に出会うと驚愕するが、私などしばらくすると、幸福が続いていたのに、そうではない状態が突然舞い込んだと裏返しの視点に気付いたりする。世の中の深みに気がつく瞬間でもある。

 さて、3.11は多くの人に厳しい試練を与えた。

 3.11の影響は大なり小なり日本全土にわたった。当然、わたしにもあった(小だが)。

 そして、その試練の中で気付いたことに「自分を大事にしているか?」というメッセージがある。

 自分を大事にするとは何か?

 二年前の3月3日。実は太極拳と気功の達人、新井じゅん先生をおよびして、八王子で「うきうき太極拳」というサークル活動を立ち上げた。いろいろ宣伝したが、当初は2-3名しか集まらず会の存続に悩んだいた。

 そして、3.11。

 大災害の影響のため、次の3/17の練習は中止となったが、4月に入り練習会場も使えるようになってくると、口コミ中心に参加者が一挙あつまり、会員が10人に拡大した。

 慌ただしい中、何で?と思ったものだ。

 「生き甲斐の心理学」では、「自分を大切にしているか?」という自問自答を重視している。身体だけでなく、心(生育史)、魂(宗教・哲学の世界)も含めて自分を大事にしているかということだ。

 体罰を伴うスポーツの在り方が、最近問題になっている。しかし、これを生き甲斐の心理学風の理論から考えると、一人ひとりの魂(愛そのものと考えてもよい)、心(生育史)、身体を壊すような体罰等は、論外もいいところである(そこに至る心情は、よく判るが)。

 ちなみに新井じゅん先生の指導は、ちょっと宣伝になるが、真逆で人を大切にすることに溢れている。特に身体に無理を与えることもなく、競争で疲れることもなく、中国数千年の歴史をもつ太極拳・気功である・・・

 以上は私の太極拳・気功の経験であったが、自分の魂、心、身体を大事にするという観点からみて、3.11以降の日本の現象はどうだったろうか。

 金曜夜の反原発運動もあるが、自死の減少がとても嬉しかった。

 日本では14年間自死者が30,000人を超えていたが、昨年、30,000人を切った。私は密かに、3.11の影響が大きいと推察している。誰もが、自分を本当に大事にすることの意味を考えること(自己中心という狭いものではなく)は、自分の生き方だけでなく、社会にも影響を与えるように思う。

 蛇足だが、「うきうき太極拳」のメンバー若干名募集しています。初心者、経験者問いません。3/21(木曜日)10:00~11:30八王子労政会館で体験できます。ご興味のある方は、ご連絡ください。パンフレット

 生き甲斐 4/10

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