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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

日本人独特のいやされかたを考える!(生き甲斐 10/10)

2013-03-17 | 第十章「今ここでの恩寵」

 今日は府中で勉強会があるので、昨日はその準備をしていた。今回は丁度、伊勢・奈良・飛鳥・吉野の旅を終えたところでもあるので、U先生の日本人のアイデンティティを拙いかもしれないが触れてみたかったのである。

 想えば、今回の旅は神社仏閣の旅といっても良いかもしれない。伊勢神宮(外宮、内宮、別宮)、大神神社、天香具山、室生寺、長谷寺、山田寺(飛鳥資料館)、飛鳥寺、金峯山寺、唐招提寺、秋篠寺、西大寺、考謙・称徳天皇陵。

 自分もそうだが祖先たちが参拝し、何かを感じ元気になったり平安を感じた由緒正しい場所でもある。

 昨年は、私は海外旅行を10数年ぶりにした。そして、教会や廟なども参拝した。そんな経験と比較しつつ日本独特(不思議に落ち着く)の、U先生によると6つの特長を考えてみた。先祖が長い時間をかけて形成した、生き抜くための不思議な特性といっても良いだろう。

 伊勢神宮、室生寺、大神神社、天香具山、金峯山寺で感じた自然の厳しさと清浄。禊(みそぎ)と祓いが底に流れているのでは。禊橋を渡ったりすると、私はカトリック信徒だが四旬節の祈りを感じてしまう。静かな祈りの場では幽玄の美を感じてしまう。

 8世紀に今のスタイルが確立されたとされるシンプルで清々しい鳥居。何百年、1000年以上の歳月をかけ、いたんだりしていても、大切にされ、できるだけそのままで安置されている建物や仏像。何ともほっとする自然な情感は、侘び寂(さび)の世界につながるのだろう。

 私はご朱印帳を持って旅をしたが、案内所でご朱印を頂くときのちょっとした会話は楽しかった。自己肯定・他者肯定の会話は魂の会話かなと想った。これは、もののあはれなのだろうか。

 恥の文化ということも感じる。オンかオフの世界と違い、グレーな感じの文化であるが、優しいだけでなく背骨もしっかりある。

 おかげ横丁のような楽しい場所があったり、とても親切でビックリするようなパンフレット。甘えの構造というか、そんなことを感じてしまう。

 自分の生き甲斐を考える上で、日本人である私の6つの特性について、今後も楽しく勉強していきたいものだ。

 生き甲斐 10/10

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