イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

花と月・・・今日は立待月なんだ!(傾聴 10/10)

2013-03-28 | 第一章「意識と知覚」

 昨日は満月(太陰暦で十五夜)であったが、八王子では雲がかかり残念であった。そして、今日は立待月(十六夜)。昨日の月の出から約50分送れるので、昔の人は随分風流な名前をつけたものである。

 そして、今は二十四節気でいうと春分。春到来の季節である。当然ながら桜をはじめ花ざかり。

 春分の後の満月は何となく過ぎ去って行くが、この時期は人類共通の幸せな季節かもしれない。キリスト教では、春分を過ぎて初めての満月の後の日曜日が復活祭と定められている。南半球では意味合いがちょっと変わると思うが、季節もよく夜も明るい今の季節は、古今東西共通でめでたい季節なのだろう。

 最後に、この時期に亡くなった西行の歌を、期待薄の立待月の代わりに引用させていただく。

 願はくば花の下にて春死なん その如月(きさらぎ)の望月の頃 

     *(望月は満月 如月は陰暦なので、太陽暦では3月、一説によるとこの歌は若い頃の作という)

 そして、西行は本当にこの歌のとおり、如月の望月のころに亡くなったそうだ。

 願いおきし 花のしたにて をはりけり 蓮(はちす)の上も たがはざるらん

 西行のような自己実現の人生を歩みたいと思う。ちなみに傾聴の目的も、お相手の自己実現の援助というのが、生き甲斐の心理学のスタンスである(生き甲斐の心理学 129P)

 傾聴 10/10

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