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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

五感と体感を研ぎ澄ます想像力を駆使する旅!(ひびきあう旅④ 8/10)

2013-08-25 | 第五章「和解と平和」

 今朝は随分涼しくなった。季節はどうだったかとあらためて二十四節気を調べると、れっきとした処暑。もう夏も終わりだなと納得する。

 写真の花は目立たないがベランダに咲いていたニラの花。ちょっと調べると万葉集にもニラが収録されている、古くから日本に渡来した植物だ。

 さて、昨日は久しぶりに勉強会をした。いつものメンバーで旅をテーマにいろいろ思索し盛り上がった。そして、今朝は昨日話さなかった内容について考えている。

 観光というと、具体的な何かを見ようとする人が多い。かつ、理解できるものに集中する人も多い。特にその傾向は日本人が強いかもしれない。先日行った宮島も、厳島神社はものすごい人であったが、大聖院に足を伸ばす人は少なく、さらに弥山を登山したり、巨石を妄想する?人も少ない。

 先日行ったNPOの企画での奈良旅行では、飛鳥の体験は凄かった(普通の観光と違っていた)。大和三山をほぼ登り、何と太極拳をしたりした。タクシーの運転手の方から聴いた話では、観光で大和三山を登る人は始めてとのことだった。さらに、本薬師寺などは、ひなびた昔のお寺の礎石を中心にした遺跡なのだが遺跡巡りでの参加者の反応は凄かった。この飛鳥の旅は、数年間飛鳥や天武・持統天皇の勉強をしてきた後の修学旅行的な参加者も多かったため、何気ない景色などに鋭く五感・体感で反応したのだろう。

 興味のあるかたは、次の動画8分くらいだがを、是非ご覧ください。大和三山を楽しむ!

 ただ見たり聞いたりするのではなく、見えないものまで観、聞こえないものまで聴く旅。それは、狭い自分から解き放つ絶好の機会だと私は思うのだが。そして、それは滅多にない健康感、幸福感や統御感を味わったりするチャンスになる。

ひびきあう旅④ 8/10

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