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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分を脱皮させていく旅!(旅と真善美① 9/10)

2013-09-06 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 昨日は、入っていた予定がキャンセルになり、掃除と整理・整頓の日となった。 猛暑で活躍したエアコンのフィルター掃除など、せっせと掃除をし、多分一年ぶりに本棚の本を整理した。よく手にとる本を身近な場所に、興味の失せた本を書棚の裏や納戸の本棚に、興味の起こった本を書棚の前面に・・・2013年版の読書環境ができてきたようだ。

 そんな、ことをしていると思わぬ幸運が舞い込む。いつの間にか見失った本がでてきたり、写真の束がでてきたり。今年は、何と結婚前の頃の写真の束であった。最近は、FBで再会した方も多いが、若い頃の写真は私も含めてピカピカであった。昨年は、お金がでてきたが、今年は残念ながらなかった。

 さて、昨日は、写真の発見もあったが、立花隆さんの「思索紀行」(書籍情報社)を楽しく読む中で、次の記述に驚いた。

 「-日記帳の最後に、「人間の一生は、教育あるいは環境によって作り上げられた偏見を壊すための止むことなき闘いである」と書かれています。立花さんのこの19歳のときの旅行は・・・」(290P)

 何で驚いたかというと、生き甲斐の心理学の学徒である私は、ロジャースの19の命題を勉強するのだが、そのエッセンスに近いことを、学術用語ではなく自分の言葉で(しかも19歳)で書いていることにである。まあ、還暦をすぎた私にとっては、ここで書かれているような闘いではなく、楽しみといった風であるが・・・しかし、この言葉が若き立花隆さんのエネルギーの元、生き甲斐になっていたと思うと、何とも感動的である。

 「思索紀行」にはパレスチナ関係についても沢山記載がある。ちょうど今話題のシリアもパレスチナのお隣りだ。若い頃から、殆ど関心がなかったパレスチナだが、だんだん身近に感じるようになってきている。一度は旅したい場所の一つである。聖地でもあるし。

 旅と真善美① 9/10

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