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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

萩を愛でる小旅行!(旅と真善美③ 8/10)

2013-09-26 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 昨日は、Kさんの家で萩を愛でようという集まりに招かれて出かけた。あいにく雨であったが、丁度、豊かに繁茂した、必要な世話を施された萩は見頃で、しかも、しっとりとした雨が似合った。その萩を愛でつつ、こころ温まる一日を送ることができて幸せだった。

 昨日のお出かけは旅というほど大げさではないが、日常にもある、ちょっとした非日常=プチ旅は不思議なエネルギーをいただだけるようだ。

 特に、中年を過ぎると、エリクソンの人格形成理論ではないが、何かマンネリズム=停滞感を感じることが多くなるようだ。一昨日も、駅で見つけた福島駐在の仕事情報に何故か惹かれて、今の生活を変えたらどうなるのだろうと真面目に考えたりした。エリクソンの理論では、停滞感は世話の時代、35ー60歳に発現されるとするとされるが、マンネリと世話の不思議な関係を理解しているだけで、とても役にたつ知恵だ。

 福島を思ったのも、なんとなく湧いた停滞感からの世話への渇望かもしれない。

 旅に出たくなる時、何かの停滞感があることが私の場合は多い。日常から旅という非日常に。そこから何かが始まるような期待がどこかにあるのだ。そして、旅にでることで、抽象的な期待はとにかく、何らかの出会いが生まれ、それこそ世話、「オ・モ・テ・ナ・シ」を受ける機会が多くなる。また、旅での道連れに世話、「オ・モ・テ・ナ・シ」をしたりすることも多い。それゆえに、満たされるのではないだろうか。

 さて、昨日の楽しい会合の中で、私が思い出したことがある。福島県の唯一の国宝とも言われる白水阿弥陀堂である。丁度3年前くらい前に訪れ、余りの美しさにブログで「天国をかいま観る場所」をしたためた。そして、ブログの中にもあるが萩も素晴らしかった。震災でしばらく修理をされていたが、昨年くらいから開園されていると聴く。

 中尊寺などにも縁の深い白水阿弥陀堂。

 新しく、旅の企画でもしてみようかな。

 旅と真善美③ 8/10

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