イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

大切だが上手くいってない人と上手くやる方法!(時の旅② 2/10)

2013-10-11 | 第七章「光と復活体」

 自分以外の他人は、深層心理的には驚きの対象とよく言われる。幼いころから、たくさんの人に囲まれ人は生きていくのであるが、皆さんはこの言葉をどう感じるだろうか?そんなことはないと思う人も多いと思う。私もかつては、その一人であった。

 さて、昨日から超歴史的に自分のことを考えているが、やはり「生物進化を考える」(木村資生著 岩波新書)の超古代のお話は示唆に満ちている。

 我々は脊椎動物であるが、脊椎動物は写真のように動物園に行かなくても、いろいろ馴染み深い。身近な犬も猫も、魚や鳥も亀もみんな脊椎動物だ。

 こうした脊椎動物の祖先は、5億年前のカンブリア期に遡る。昨日のカレンダーによれば地球46億年の歴史では11月下旬のころだ。小型の無顎類で、海底の泥を食すミミズに似た生活をしていたそうだ。ただ、天敵に大型(2-3m)の肉食のウミサソリがいて、その脅威に対抗しつつ、鎧のような甲羅で覆われた甲冑魚に進化して行ったようだ。つまり、天敵から体を護る板のような外皮ができ、それが体の中に背骨を形成するきっかけとなっていったようだ。

 逆に考えると、脊椎の発達はウミサソリが存在したことで可能になったと観ることもできる。ウミサソリのお蔭で私達脊椎動物が誕生したとも見える。怖いウミサソリに感謝?!

 そんなことを考えていると、生き甲斐の心理学で言われる、人間の本質の感情が不安というのも、なんとなく分かるし、自分以外の他者が驚きの対象といわれるのも納得できる。人間の背骨・バックボーン?!ですら、そんな歴史があったのだ。

 自分にとって、ある意味大切な気になる人(嫌いな人も含めて)は決してウミサソリではないだろうが、対応次第で自分にとって敵対してしまったり、逆にホントの和解を経由して深い絆を得ることもできる。

 そして、その健全な対処しかたは、U先生の生き甲斐の心理学ではエゴ・ダイナミックノートの知恵ではないかと秘かに思っている。誰からも見られないノートをつくり、自分の感情を中心に倫理道徳抜きで感情を意識して書き連ね、そこから悟り?を得ていくのだ。つい先日のU先生のブログに「不可解な存在の人の意味:その2」には具体的なポイントまで書かれてあり、私には実際役立った。

 嫌いな人を好きになる方法とか、いままで私も書いてきたが。もう一度、論理的にも整理してみよう・・・

 (1)その人(気になる人)に抱く、ネガティブな感情(過去の具体的な場面を想起しつつ)を倫理道徳抜きで書き出す。(2)その人がどうなればいいのか、倫理道徳抜きで理想の姿を書いてみる。(3)その人の長所を思索しつつ、自分が幸福曲線を歩むための方策を書いてみる。そして、繰り返し、このノートを振り返り、思索してみる・・・この反復がものをいうようだ。

 最後に一つ追加するとしたら、自分の感情を正確に把握することは、頭で分かっても実際はなかなか難しい。できれば、生き甲斐の心理学の勉強会などでコーチについて経験してみることをお薦めする。

 大切な他者を敵とせず、味方にするための道について真髄を教えてくれた、U先生に感謝である。

 時の旅② 2/10

人気ブログランキングへ  <・・クリック応援いつも感謝しています o(^▽^)o