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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

直感力の源:湧き上がる感情の意味を考える!(時の旅② 6/10)

2013-10-15 | 第七章「光と復活体」

 昨日は府中での勉強会だった。今年は、どの勉強会でも湧き上がる感情をとても大事にしていて、昨日も感情について随分時間を費やした。世の中は、どうも感情=業のように考えたり、湧き出す感情(多くは暗い感情)を抑圧したりする方が、どうも多いようだ。

 当の私ですら、生き甲斐の心理学を学ぶ前は感情について、あまり考えたことはなかった。感情は邪魔で知的であることに偏っていたようだ。しかし、知的であっても感情を無視すると糸の切れた凧のように、生命体としては問題が多いという体験もしてきた。

 しかし、後で考えると、感情を大事にすることで生き抜く知恵も学んでいた。まだ20歳台のころに大阪で営業をやっていたころ、営業成績が海外を含めても良く褒められた時期があるが、その時の湧き起る感情のことが忘れられない。営業なので、日々多数の方と面談したり、電話したりする。その中で、私は多分動物的(生命体として燃え?)直感力が極めて冴えていたようだった。

 しかし、今思うと、その直感は生の湧き起る感情を正確に捉え、そして的確に、その意味を解釈していたのかなと思う。決して、頭でっかちで、湧き起る感情を無意識に抑制したり抑圧するタイプではなかった。ただ、理論化していなかったこともあり、その後は売れない営業マンに舞い戻ったことも。

 冴えている時は、営業マンではあるが、詩人のように、さまざまなうねる様な感情を楽しんでいたように思う。

 電話の声から、お客さんの変容に気づき、その日のうちに非常識に?お客様のところで、一大イベントを行い、見事に受注を得た経験もあった。それは、自分の力というより、恩寵というかとても神秘的すらある。

 「湧き上がる感情には意味がある」

 この知恵は、実に奥が深い。生き甲斐の心理学を学ぶようになってからも、何回か、湧き上がる感情に助けられた。大げさかもしれないが生命の危機のような事態もあったが、湧き起る感情に助けられたように思う。

 こうした、湧き起る感情のうまい捉え方は、訓練によって向上させることができるようだ。まずは、U先生から学んだが、まずは好きか嫌いか、怖いか怖くないかという原初感情を意識するのが良い。

 例えば、写真の花は好きか嫌いか、怖いか怖くないか・・・そして、感情が理想と現実からのギャップと仮定してみて、その理想や現実を思いやる。意識できない無意識の理想や現実もあるので、とてもおもしろい自己分析・謎解きで飽きないものである。

時の旅② 6/10

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